桜色に地模様が綺麗な優しい色合いのお着物です。 波のうねりが際立つ流水文様と鴇色や銀色が混ざり合った 光沢感のある大きめの片輪車が美しく目を引きます。
片輪車とは、牛車の車輪が半分ほど川につかっている様子を描いた柄のことです。 車輪の乾燥を防ぐため流水につけている光景、または車輪を洗っている光景ともいわれ、 平安時代の後期に完成した文様で、優美な古典模様です。