付け下げ 吹き寄せ紋様 青白磁色

¥20,000 税別

青白磁色に沙綾形の地模様が際立つ落款入りのお着物です。
花籠に様々なお花があり、その中でも燃える様な大輪の菊が目にも鮮やかです。

花籠は中国の八仙の一人である韓湘子の持ち物です。
韓湘子は、いつも美しい花籠を持ち歩いていましたが、
ある日、笙の音とともに天空へと飛び去っていった、という伝説があります。
この伝説から花籠は美しい仙女を象徴し、幸せを呼ぶ文様とされてきました。

売り切れ

SKU: ke-32 Categories: , Tags: , ,

Description

着物の種類について

小ぢんまりとした絵柄や小さなパターン装飾を部分的に描いた付け下げの着物です。

付け下げとは…

生地の一部のみに小さくおさまっている細かな模様が施されている和服を指します。訪問着の代用品とされることもありますが、着物の格としては訪問着に次いで高いものに当たります。派手な印象を与えがちな訪問着を着用するには少し大げさな場面(小さなパーティーや観劇、お茶会など)ではよく上品なオシャレ着として着られ、訪問着と同様に既婚・未婚問わず着用できます。また、多くの場合は訪問着に比べて割安な価格で手に入りますので、何着か持っておくと便利です。

付け下げの特徴は…

小さめの模様を使用した装飾や小ぢんまりとした絵柄が部分的に施されているのが特徴です。訪問着とは反対に、模様が縫い目にかからないように描かれていますが、着用した時に全ての柄が上を向き、左右の身頃や肩から袖にかけては繋がりません。これにより、模様が飛び飛びに施されることになりますが、全体的にバランス良く裾や袖、胸や肩の部分に配置されている。

 

着物の柄について

吹き寄せ紋様の着物ですいろいろなものを寄せ集めた様を吹き寄せといい、風景文様のひとつとして多種多様に用いられてきました。
きものの場合は、様々な木の葉や花が風に吹かれて、寄せ集まったところを文様化したものです。寄せ集められた植物は、紅葉、松葉、松毬、銀杏など秋のものに限られましたが、現代は、着る機会が多いようにと笹や菊、桜なども用いられます。

Additional information

種類

付け下げ

身丈

160cm

裄丈

63cm

袖丈

49cm

裏地

あり(袷)

主色

青白磁色

吹き寄せ紋様

特徴

落款入り、金銀入り、地模様

その他

表地→右衿、左袖前下、左後ろ下シミ

サイズ参考図

着物のサイズについて