付け下げ 椿・菊紋様 香色

¥3,000 税別

赤香色と上品な光沢感が女性らしさを感じさせる落款入りのお着物です。
黄丹色や桜鼠色のコントラストが美しく、
黄丹色の部分に描かれた線描きのお花が他のお花と対比して引き立てあっており、
その中に赤橙色の鮮やかなお花が目を引きます。

お好みの帯や小物でコーディネートして、音楽鑑賞、観劇、お茶会、
女子会、同窓会、お食事、お買い物などにいかがでしょう。

売り切れ

SKU: ke-77 Categories: , Tags: , ,

Description

着物の種類について

小ぢんまりとした絵柄や小さなパターン装飾を部分的に描いた付け下げの着物です。

付け下げとは…

生地の一部のみに小さくおさまっている細かな模様が施されている和服を指します。訪問着の代用品とされることもありますが、着物の格としては訪問着に次いで高いものに当たります。派手な印象を与えがちな訪問着を着用するには少し大げさな場面(小さなパーティーや観劇、お茶会など)ではよく上品なオシャレ着として着られ、訪問着と同様に既婚・未婚問わず着用できます。また、多くの場合は訪問着に比べて割安な価格で手に入りますので、何着か持っておくと便利です。

付け下げの特徴は…

小さめの模様を使用した装飾や小ぢんまりとした絵柄が部分的に施されているのが特徴です。訪問着とは反対に、模様が縫い目にかからないように描かれていますが、着用した時に全ての柄が上を向き、左右の身頃や肩から袖にかけては繋がりません。これにより、模様が飛び飛びに施されることになりますが、全体的にバランス良く裾や袖、胸や肩の部分に配置されている。

 

着物の柄について

①椿

着物によく描かれる「草花文 くさばなもん(草花を文様としたもの)」の一つで、シンプルで清楚な椿のデザインは振袖以外の和物にも非常にたくさん描かれているポピュラーな文様です。椿の意味合いは、「永遠の美」「気取らない美しさ」「申し分のない魅力」。また、椿には「厄除け」の意味もあります。

②菊

奈良時時代から平安時代にかけて中国から伝えられた菊は、長寿を象徴する代表的な植物です。実際に菊には抗菌作用があり、菊膾や菊酒などに用いられます。
日本でも宮中で9月9日に菊酒を飲むのが定着しました。日本の文化に根付いた菊は、秋の花として愛でられるようになりました。重陽を過ぎ長く生き残る花を「残菊」と呼びます。

Additional information

種類

付け下げ

身丈

155cm

裄丈

64cm

袖丈

60cm

裏地

あり(袷)

主色

香色

山茶花・菊紋様

特徴

落款入り・後裾柄入り、光沢

その他

表地→左前わずかな汚れ、右後ろシール跡、後ろ中央左右汚れ

サイズ参考図

着物のサイズについて